犬や猫の車酔いについて
ワンちゃんと一緒に家族や旅行に出かけるのは楽しいものですよね。
でも、気をつけないと、ワンちゃんや猫ちゃんは車で酔ってしまうことがあります。
そのため、「犬や猫を車に乗せても大丈夫なのか?」「気をつけることは?」「酔いやすい場合の対策は?」などについて解説していきます。
また、何が必要なのかも同時に見ていきましょう。
<犬や猫を車に乗せるときに気をつけること>
まず、犬や猫を車に乗せること自体は問題ありません。
しかし、極稀に一部のワンちゃんや猫ちゃんは、車の動きに慣れていないために、車酔いをすることがあります。
車酔いは一般的に「動的な」姿勢の不安定が原因と言われており、車の進行とともに動きが上下したり、いきなり停止したりすることが大きな要因です。
<気をつける点>
1.ケージに入れる
・犬や猫をケージに入れて運ぶことで、動きの不安定を最小限に抑えることができます。これにより、車酔いを保護することができます。
2.食事の時間に注意
・車に乗せる前に多くの食事をさせないようにしましょう。車入りの2時間前までに食事を済ませると、車酔いのリスクが減ります。
3.温度・換気
・車内の温度が高いと、犬や猫は花止を起こしやすくなります。エアコンや換気をして、車内の環境を良くしましょう。
4.音楽と言葉で一緒にいる感を
・犬や猫は音楽やご主人さんの声で安心感を得ることがあります。リラックスできる音楽を流したり、声をかけてあげてください。
5.安心感を
・ケージが苦手な場合や、飼い主さんにべったりの甘えたがりさんの場合は抱っこしてあげることで安心し、車酔いも抑えることができます。
<車酔いしてしまうワンちゃんや猫ちゃんの対策>
それでも車酔いしてしまう場合、次のような対策を試してみましょう。
1.酔い止め薬を使用する
・車酔いが酷い場合や、どうしても乗り物にのらざるを得ない場合はお医者さんと相談し、酔い止めの薬を処方してもらうのも一つの手です。
2.気分転換をする。お散歩や遊びでリフレッシュする
・車乗込み前にお散歩をしたり、たくさん遊んであげると、いらいらする気持ちが振り払われ、安心して車に乗りやすくなります。
<他にも必要なもの>
車酔いの対策以外にも、犬や猫と一緒に車に乗る際に必要なものを確認しておきましょう。
1.飲み水と水飲み器
・熱中病や脱水の危険を避けるために、お水を持っていくことが大事です。
2.好きなグッズやブランケット等
・犬や猫が安心できる好きなおもちゃやブランケットを車内に持ち込むと、心が落ち着くことが多いです。
犬や猫の車酔いは避けられない場合もありますが、このような歩みよりや準備で、犬や猫にも楽しく、ご主人さんも安心して車に乗れるようになります。
いざというときのためにも、大切な家族として、日頃から慣れさせてあげてくださいね。