犬猫が食べてはいけないもの|危険な食べ物と食べたときの対処法
こんにちは!東葛ペットタクシー・世田谷区拠点です。年明け以降、誤飲によるご送迎依頼が多くなっております!そこで今回は、ワンちゃん猫ちゃんにとって危険な食べ物類をまとめました。ワンちゃんやネコちゃんが、テーブルの上の食べ物に興味を示してパクッ……そんなヒヤッとした経験はありませんか? 実は、犬猫が食べてはいけないものは想像以上に多く、私たち人間にとっては身近な食べ物でも、ワンちゃん・ネコちゃんには深刻な中毒を引き起こすことがあります。この記事では、犬と猫それぞれに危険な食べ物の一覧と、万が一食べてしまったときの正しい対処法をまとめました。世田谷区・杉並区をはじめ首都圏エリアで暮らす飼い主さんに、いざというときの備えとしてお役立ていただければ幸いです。
人間の食べ物が犬猫に危険な理由
「自分が食べて大丈夫なものなら、ペットにも少しくらい……」と思っていませんか? ワンちゃんやネコちゃんは人間とは体の構造や代謝の仕組みが大きく異なります。人間の肝臓で無毒化できる成分を、犬や猫は分解できないケースが多いのです。
東葛ペットタクシーでは、年間を通じて「誤食で急きょ動物病院へ」というご依頼を数多くいただいています。実際にお送りしたケースでは、飼い主さんが「まさかこれが危ないとは知らなかった」とおっしゃるケースが大半です。まずは「どんな食べ物が危険なのか」を知ることが、大切なご家族を守る第一歩になります。
こんな不安を感じたことはありませんか?
- 🐾 食事中に愛犬が食べ物をねだってくるけど、あげていいか分からない
- 🐾 愛猫がキッチンに上がって食材をかじってしまうことがある
- 🐾 多頭飼いで目が届かないとき、何か食べていないか心配になる
- 🐾 子どもがペットにおやつをあげたがるけど、安全なものが分からない
- 🐾 もし危険な物を食べてしまったら、どう対処すればいいのか知っておきたい
一つでも当てはまる方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。事前に知っておくだけで、いざというときの行動が変わります。なお、ペットの健康管理や通院についてはよくあるQ&Aでもご紹介していますので、あわせてご覧ください。
犬にも猫にも危険な食べ物
まずは犬・猫のどちらにも共通して危険な食べ物をご紹介します。家庭の食卓やキッチンに当たり前にあるものばかりですので、しっかり押さえておきましょう。
チョコレート・カカオ製品
危険度:非常に高い
チョコレートに含まれるテオブロミンという成分を犬や猫はうまく分解できません。特にビターチョコレートやココアパウダーは含有量が多く、少量でも嘔吐・下痢・震え・心拍異常などの症状を引き起こします。バレンタインやクリスマスの時期は、テーブルに置いたチョコレートをワンちゃんがパクッと食べてしまう事故が増えるため要注意です。
ネギ類(玉ねぎ・にんにく・ニラ)
危険度:非常に高い
玉ねぎ・長ネギ・にんにく・ニラなどのネギ類に含まれる有機チオ硫酸化合物は、犬猫の赤血球を破壊し、溶血性貧血を引き起こします。加熱しても毒性は消えません。ハンバーグやカレー、味噌汁の残りなど調理済み食品にも含まれているため、「味付き」の食べ物を安易にあげないことが大切です。
アルコール・カフェイン飲料
危険度:高い
犬や猫は体が小さくアルコールの代謝能力が低いため、ごく少量でも急性中毒を起こすことがあります。ビールや日本酒はもちろん、みりんや料理酒、アルコール入り菓子にも注意が必要です。カフェインについても同様で、コーヒー・紅茶・緑茶・エナジードリンクなどを舐めてしまわないようにしましょう。
犬が特に注意すべき食べ物
次に、犬に特に感受性が高いとされている食べ物をご紹介します。ネコちゃんも注意は必要ですが、ワンちゃんの方がより重篤化しやすい食品です。
ぶどう・レーズン
危険度:非常に高い(犬)
ぶどうやレーズンは犬の急性腎不全の原因になることが報告されています。近年の研究で、ぶどうに含まれる酒石酸(しゅせきさん)が原因物質として有力視されていますが、少量の摂取でも重篤化するリスクがあるとされています。レーズンパンやフルーツケーキに含まれるものも同様に危険です。実際にお送りしたケースでは、テーブルから落ちた数粒のぶどうを食べてしまったワンちゃんを、急いで動物病院へお運びしたこともあります。
キシリトール含有食品
危険度:非常に高い(犬)
シュガーレスガムや一部のキャンディ、歯磨き粉に含まれるキシリトールは、犬にとって非常に危険な甘味料です。犬がキシリトールを摂取すると急激な低血糖や肝障害を引き起こす可能性があります。体重1kgあたりごくわずかな量でも発症するとされており、ガム1〜2粒でも油断はできません。
マカダミアナッツ
危険度:高い(犬)
マカダミアナッツを犬が食べると、嘔吐・高体温・後肢の麻痺(ふらつき)などの症状が現れることがあります。詳しいメカニズムは解明されていませんが、犬に特有の反応とされています。マカダミアナッツ入りのクッキーやチョコレートも要注意です。
猫が特に注意すべき食べ物
続いて、ネコちゃんに特に注意が必要なものをまとめます。食べ物以外にも、家庭内で口にしやすいものが含まれています。
ユリ科の植物(食卓の花にも注意)
危険度:致死的(猫)
ユリ科の植物は猫にとって最も危険なもののひとつです。花・葉・花粉はもちろん、花瓶の水を舐めただけでも急性腎不全を引き起こし、致死率が非常に高いとされています。食べ物ではありませんが、お祝いや仏花として花瓶に飾られることが多いため、ネコちゃんのいるご家庭では絶対に置かないようにしましょう。
生の魚介類(イカ・タコなど)
危険度:中〜高い(猫)
生のイカ・タコ・エビなどに含まれるチアミナーゼという酵素は、猫のビタミンB1を分解してしまい、ビタミンB1欠乏症を引き起こします。ふらつき・食欲不振・けいれんなどの神経症状が出ることがあります。加熱すればチアミナーゼは失活するため安全ですが、お刺身やお寿司のネタの生食は危険です。
人間用の牛乳・乳製品
危険度:中程度(猫)
「猫にはミルク」というイメージがありますが、多くの成猫は乳糖(ラクトース)を分解する酵素が不足しており、人間用の牛乳を飲むと下痢や消化不良を起こしやすいです。ミルクを与えたい場合は、乳糖を調整した猫用ミルクを選んであげてくださいね。
犬と猫で「特に危険な食べ物」が異なることがお分かりいただけたと思います。以下で両者の違いをカードにまとめましたので、ぜひ確認してみてください。
犬に特に危険な食べ物
要注意 ぶどう・レーズン(急性腎不全のリスク)
要注意 キシリトール(急激な低血糖・肝障害)
要注意 マカダミアナッツ(嘔吐・高体温・後肢麻痺)
猫に特に危険なもの
要注意 ユリ科の植物(急性腎不全・致死率が高い)
要注意 生の魚介類(ビタミンB1欠乏症)
要注意 人間用の牛乳(乳糖不耐症による下痢)
犬猫が食べてはいけないものを食べたときの正しい対処法
万が一ワンちゃん・ネコちゃんが危険な食べ物を口にしてしまったら、落ち着いて以下のステップで対応しましょう。
STEP 1
まずは落ち着く
飼い主さんがパニックになると、ペットもさらに不安になります。深呼吸をして、冷静に状況を確認しましょう。
STEP 2
「何を・どれくらい・いつ」食べたか確認する
食べた物の種類、おおよその量、食べた時刻を把握してください。残っている食べ物やパッケージがあれば保管しておくと、獣医師への説明がスムーズです。
STEP 3
かかりつけの動物病院に電話で相談する
症状の有無にかかわらず、まず獣医師に連絡しましょう。食べた物と量を伝えれば、受診が必要かどうかの指示をもらえます。夜間の場合は夜間救急動物病院に連絡してください。
STEP 4
自己判断で吐かせない
「水を飲ませて吐かせる」「塩を使う」などの方法がインターネット上に書かれていることがありますが、絶対にやらないでください。誤った処置は食道や気管を傷つけ、かえって危険です。処置は必ず獣医師の指示のもとで行いましょう。
STEP 5
できるだけ早く動物病院を受診する
獣医師から受診を勧められたら、速やかに病院へ向かいましょう。ペットの誤食は時間との戦いです。ご自身での運転が難しい場合は、ペットタクシーをご利用いただくと飼い主さんもワンちゃん・ネコちゃんの横に同乗でき、移動中も安心です。
やってはいけないこと
× 自己判断で吐かせる(塩・オキシドールなどは絶対NG)
× 「少量だから大丈夫」と様子を見続ける(中毒症状は数時間後に出ることも)
× 水や牛乳を大量に飲ませる(効果はなく、誤嚥のリスクもあります)
× ネット検索だけで判断して病院に行かない
東葛ペットタクシーでは、急な誤食トラブルで動物病院へ向かう飼い主さんからのご依頼も多くお受けしています。現場のドライバーによると、「パニックで運転できる状態ではなかった」「ペットを抱えながらの移動は無理だった」という声が少なくありません。ペットタクシーのご利用方法を事前に確認しておくと、いざというとき慌てずに済みますよ。
誤食事故を防ぐための日常の工夫
「食べてしまってから対処する」よりも、「食べられない環境をつくる」ことが何より大切です。以下のポイントを日常生活に取り入れてみてください。
1 食品の保管場所を徹底管理する
チョコレート・ぶどう・ガムなどはペットの届かない高い場所や扉付きの棚に保管しましょう。冷蔵庫の開閉時にネコちゃんが近寄ることもあるので注意です。
2 テーブルの食べ残しを放置しない
食事が終わったらすぐに片付ける習慣をつけましょう。「ちょっとだけ」のつもりでも、ワンちゃん・ネコちゃんにとっては絶好のチャンスです。
3 ゴミ箱にはフタ付きのものを使う
調理中に出る玉ねぎの皮やコーヒーかすなども危険です。ペダル式やロック付きのゴミ箱に変えるだけで、誤食リスクを大幅に減らせます。
4 家族全員に「あげてはいけない食べ物」を共有する
特にお子さんやご年配のご家族が、知らずにペットに食べ物を分けてしまうケースがあります。冷蔵庫にリストを貼っておくのも効果的です。
5 来客時・イベント時は特に注意する
パーティーやお正月・クリスマスなど、普段と違う食べ物がテーブルに並ぶ場面はリスクが高まります。来客に「ペットに食べ物をあげないでください」と事前にお伝えしておくと安心です。
犬猫の誤食に関するよくある質問
🐾 少量なら食べても大丈夫ですか?
食べ物の種類とペットの体格によります。たとえばキシリトールやぶどうは、ごく少量でも重篤な症状を引き起こす可能性があるとされています。「少しだから大丈夫」と自己判断せず、判断に迷ったら獣医師に相談しましょう。
加熱すれば安全になりますか?
食べ物によって異なります。ネギ類の毒性は加熱しても消えません。一方、生の魚介類に含まれるチアミナーゼは加熱で失活します。ただし、基本的に人間用の味付け食品はペットには不向きですので、ペット専用のフードやおやつをおすすめします。
🐾 食べてから何時間以内に病院を受診すべきですか?
できるだけ早く受診することが推奨されています。多くの中毒は摂取から2時間以内の処置が効果的とされています。症状が出てからでは手遅れになる場合もあるため、「食べたかもしれない」と思った段階でまず動物病院に電話してください。
夜間や休日に誤食が起きたらどうすればいいですか?
夜間対応の救急動物病院を事前に調べておくことをおすすめします。お住まいの地域の夜間救急病院の連絡先をスマートフォンに登録しておくと安心です。
まとめ
犬猫が食べてはいけないものは、チョコレート・ネギ類・ぶどう・キシリトールなど、私たちの身の回りにたくさんあります。犬と猫で危険な食べ物が異なる点にも注意が必要です。日頃からペットの手が届かない場所に食品を保管し、家族全員で「あげてはいけないもの」の知識を共有しておくことが、誤食事故を防ぐ最大のポイントです。
それでも万が一のことが起きたら、自己判断で吐かせたり様子を見続けたりせず、すぐに動物病院に相談してください。緊急時に慌てないよう、かかりつけ病院の連絡先と夜間救急病院の情報をまとめておくことお問い合わせ先を控えておくことをおすすめします。
大切なご家族を守れるのは、飼い主さんだけです。東葛ペットタクシーは、そんな飼い主さんの「もしも」に寄り添い、ドアツードアで動物病院への送迎をサポート(完全先着予約順制)いたします。
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